更新日:2023.05.25
2023年4月20日、21日の2日間、インテックス大阪で開催された「バリアフリー2023」(第29回 高齢者?障がい者の快適な生活を提案する総合福祉展)に、スマートライフケア共創工房(運営代表:柴田智広教授 大学院生命体工学研究科人間知能システム工学専攻)が、介護ロボの仮想試用貸出装置ブースを出展しました。
体験者は、頭部装着型の「複合現実感装置 Hololens2(日本マイクロソフト社)」を用いた装置を頭からかぶり、目の前に現れたベッドから車いすへの移乗を助けるロボットを指で動かし、ロボットの実際の大きさを確認しながら操作する「仮想試用」を体験しました。
ロボットは、机など実在する物体に当たると止まるため、操作する際のイメージをつかみ、施設で導入?利用の際の動線確認をすることもできます。実機導入を検討する施設や個人宅でも、実際のロボットを借りることなく介護施設や自宅でリアルに介護ロボットを体験できる「仮想試用」を活用することで、介護ロボット導入の促進が期待されています。
また、取材記事が、5月14日付の読売新聞朝刊(近畿?中四国版)の「くらし 家庭」に「介護ロボ 仮想空間で試す」というタイトルで掲載されました。