更新日:2023.05.01
2023年4月25日、昌原大学校(韓国)の社会学を専門とするKyounghee Moon教授ら12名が飯塚キャンパスを訪問しました。
はじめに、坂本比呂志研究院長(大学院情報工学研究院)を表敬訪問後、飯塚キャンパスの施設を30分ほど見学しました。BYOD(Bring Your Own Device)により学生が一人一人PC必携であることや、多くの講義室でハイブリッド講演ができるよう整備されていることに興味を持たれていました。
次に、嶋田和孝教授(大学院情報工学研究院知能情報工学研究系)、許宗焄教授(大学院情報工学研究院物理情報工学研究系)、小田部荘司教授(同研究系)の3人を交え「産業都市の危機とその再構築へのアプローチ(The Crisis of the Industrial City and Approaches to its Restructuring)」と題して、議論を行いました。
北九州市や飯塚市での産業都市の歴史的経緯、そして最近の危機について話すと、昌原市でも同様の問題を抱えており、問題意識を共有することができました。さらに女性の社会進出の課題や人口減少社会の問題についても意見交換しました。
また、今年度中には昌原大学校から飯塚キャンパスに10名の学生を派遣するという計画もあり、今後の交流の展開が期待されます。