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学生フォーミュラチーム「KIT-Formula」が学生フォーミュラ日本大会2024に出場しました

更新日:2024.10.10

2024年9月9日?14日の6日間、愛知県セントレアにある愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)で公益社団法人 自動車技術会主催による「学生フォーミュラ日本大会2024」が開催され、学生フォーミュラチーム「KIT-Formula」が出場しました。今年から、会場は静岡のエコパから愛知県国際展示場に変更され、ピットは空調の効いた屋内となり、アクセスも非常に便利になりました。

今年の大会は海外を含め78チームのエントリーがありました。九工大チームは、そのなかでもかなり早い段階でシェイクダウンすることができ、十分な試走を重ねて大会に臨みました。

大会前、8月12日、13日の2日間にトヨタ自動車九州株式会社で行われた九州支部走行会では、元プロレーシングドライバーの脇阪寿一監督が参加され、実際に九工大のマシンを運転してもらい貴重な助言をいただくことができました。この模様は、脇阪氏のYoutubeチャンネルで公開されています。

  • 「脇阪寿一が学生フォーミュラ車両に乗り、学生たちと共に過ごした2日間の記録」はこちらから。

大会1日目は、EVチームの車検のみで、エンジン部門の九工大は搬入のみを行いました。大会2日目からエンジン部門の技術車検がはじまり、技術車検では、軽微な修正1点のみでした。大会3日目は、午前中には全ての車検を参加校の中でトップで終えることができ、大会4日目から始まる動的競技に余裕を持って進むことができました。大会4日目には、「アクセラレーション」「スキッドパッド」「オートクロス」と呼ばれる動的競技が行われ、猛暑の中、明専会の高原会長をはじめOBが応援に駆けつけてくださいました。

結果は「アクセラレーション」7位、「スキッドパッド」18位、「オートクロス」15位となり、最終競技のエンデュランスの走行順(オートクロスの順位で決定)は、最終日(6日目)のAクラスで走ることになりました。

また、事前のオンラインなどで行われた静的競技の結果は、プレゼンテーション9位、デザイン9位、コスト6位です。九工大としては、全ての静的競技の順位が10位以内となることは初めてで、特にデザインに関しては過去最高の順位を獲得できました。

最終日のAクラスの「エンデュランス」では、会場変更に伴い新しいコースと路面状況に苦労しました。さらに、九工大チームは直前に燃費に関するトラブルが発生し、全開走行を避けて運転しなければなりませんでしたが、無事完走し15位となりました。

若干のトラブルがありましたが、最終的に総合成績は9位と目標のシングルナンバーを獲得することができました。さらに、特別賞として日本自動車工業会会長賞(全ての競技に参加し完走)とベスト車検賞3位(車検で指摘件数が少ないチーム)の2つを受賞しました。なお、エンデュランスの様子はYoutubeでご覧いただけます。

  • エンデュランスの様子はこちらから。

今後とも学生フォーミュラ「KIT-Formula」へ、変わらぬご支援のほどよろしくお願いいたします。

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屋内ピットの様子

屋内ピットの様子


技術車検の様子

技術車検の様子


明専会OBとの集合写真

明専会OBとの集合写真


エンデュランスの様子

エンデュランスの様子


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