九工大はJST?EDGE-PRIME Initiativeによる支援を受け、高校生などへアントレプレナーシップ教育を展開しています。
その一環として2024年1月14日、北九州学術研究都市会議場にて、日本初のプロマインクラフターであり、Microsoft Innovative Educator FELLOWでもあるタツナミシュウイチ氏を講師にお招きし、特別講演会を開催し、100名を超える参加がありました。
特別講演会では、「好きなこと、やりたいことを楽しみながら学び、得意なこと、できることを仕事につなげて、主体的に生きることの大切さ」をお話しいただきました。質疑応答の時間には、子供たちだけでなく保護者の方からもたくさんの質問が飛び交い、タツナミ氏のメッセージに多くの人が引き込まれていました。
午後は、北九州市立ひびきの小学校の児童14名を対象に、世界中で親しまれているゲーム「マインクラフト(Minecraft)」を用い、建築物を制作するワークショップを行いました。頭のなかのアイデアやイメージを、プログラミングで工夫しながら形にする体験を通して、子供たちが創造性や探求心を大いに発揮し、失敗を恐れずにチャレンジ精神を発揮している様子が印象的でした。
また、本プログラムにおいては、九工大の学生団体「すぐ創る課」と「Hibikino-Musashi@Home」のメンバーが主体的に企画?運営に携わり、アントレプレナーシップ教育実践の機会ともなりました。講演会会場では、3Dプリンタやホームサービスロボットの展示を実施するなど、子供たちに九州工業大学の研究活動や学生生活を知ってもらう場もあわせて提供しました。
◇「すぐ創る課」のHPはこちら。
◇「Hibikino-Musashi@Home」のHPはこちら。