更新日:2010.04.20
大学院生命体工学研究科脳情報専攻の山川烈特任教授と、財団法人ファジィシステム研究所の今里浩子主任研究員の研究グループが、「血液のがん」と呼ばれる白血病の判定において新技術を開発しました。
研究グループは、電流によって正常な白血球とがん化した白血球を分別することに成功。この技術により、微量の血液で高精度の判定が得られることになり、白血病の早期発見への可能性が広がりました。今後は、赤血球や血小板も含まれる血液からの確定診断を可能にするシステムの開発向けて研究を進める方針です。
この研究成果は、平成22年4月16日(金)に横浜市で開催されたシンポジウム(The 7th International Conference of Clinical Laboratory Automation and Robotics Cherry Blossom Symposium in Yokohama)で発表されました。