更新日:2014.07.28
総務省「G空間シティ構築事業」は、空間情報のICTによる利活用を促進し、経済の成長力の底上げ及び国土の強靭化を図るため、「G空間×ICT推進会議」で提言された実証プロジェクトを実施するものです。
この事業の募集テーマのうち、「世界最先端のG空間防災モデルの確立に関する実証事業」の分野に北九州市を代表団体として、ゼンリンなどの民間企業と、近隣の4市町、兵庫県立大と本学が合同で提案し、採択されました。
実証フィールドで導入済みの「地理空間情報プラットフォーム」及び「北九州市クラウド」を利用し、「山間部?過疎地から都市部における豪雨?洪水」に対応したSNS?センサ等の情報をリアルタイムに収集し、各種情報伝達媒体を利用し、住民の避難を支援する情報発信?伝達を行う防災モデルを構築?実証します。さらに、系統電源を喪失した場合を想定した電気自動車を「動く蓄電池」に見立てた電力輸送システムも構築?実証します。九州工業大学は、この「動く蓄電池」の部分を主に担当します。
【提案の概要】