更新日:2013.11.06
平成25年10月26日(土)、マレーシア?プトラ大学(UPM)式典大ホールにおいて、「UPM名誉博士号授与式」が行われ、本学の松永学長が名誉博士号を授与されました。
この名誉博士号は、これまでにUPMの発展に貢献された方々の中で、その年までに最も大きな貢献をされたと認められた方が選ばれます。UPMの総長(Chancellor)はセランゴー州スルタン(州の君主)であり、スルタンから直接授与される極めて名誉な称号です。過去にはマハティール元首相等、極めて著名な方の受賞が多く、我が国からは、これまで、建築家の黒川紀章氏ら3人しか受賞がありません。今回は、本学が日本の国立大学で初めてとなる海外教育研究拠点MSSCをUPM内に設置、また、本学がUPMの国際交流において最も高く評価されていることから、授与が決定されたとのことです。
松永学長は約2500名の学部?修士?博士修了生、在校生、家族、卒業生、教職員等が並ぶ中、10分に及ぶマレー語のスピーチを行い、自身の研究成果から副学長、学長時代を通じてUPMとの交流実績を挙げることに大きな努力をしてきたこと、その結果、本学の海外教育研究拠点であるMSSCを設置することができたこと、今後は本学の学生のグローバル教育、国際産学連携研究、ASEAN諸国やイスラム諸国への拠点、ゲートウエイとして位置づけること等、将来へのビジョンを示され、万雷の拍手を受けました。
本学は、この受賞を機に、UPMとの協働体制を増々確固としたものとし、まさに本学のグローバル事業全般のゲートウエイとなるよう、MSSCをさらに発展させてまいります。