本学若手研究者フロンティア研究アカデミーの金子大作准教授らのグループは、植物由来で安全性が高く、従来の瞬間接着剤の約10倍の強度で様々な表面に接着する接着剤を開発しました。
原料は植物のシナモンから抽出した「ヒドロカフェ酸」などの成分で、建材に使用すればシックハウス症候群などの予防に役立ちます。ガラス面や鋼材などでも強力な接着力を発揮することから、今後様々な分野での利用が期待できます。また、現在は歯科用接着剤として開発を進めており、2年後の実用化を目指しています。
本研究は、12月6日付の日経産業新聞でも紹介されています。
シート状にした接着剤