更新日:2010.07.15
平成22年7月11日(日)に開催された九州ロードレース選手権第3戦(会場:熊本県 ホンダセーフティ&ライディングプラザ九州)に「九州工業大学 GP-MONOプロジェクト」チームが出場し、見事優勝しました。
予選は雨でしたが、決勝はドライコンディションでの走行。テストでのベストタイムを更新しながら抜きつ抜かれつの白熱したレースを繰り広げた結果の優勝で、チームメンバーの喜びもひとしおです。
大会の他のクラスも含めたすべての出場車が市販車を基にしているなか、前輪リンク式サスペンション、ハブステア、ボックスフレームを採用しているオリジナルマシンは本チームのみです。
フレーム、サスペンションなど多くの部品は、学内の機械実習工場で製作したもので、フォーミュラカー、二輪レーサーの製作?レース参戦などの実績をもつヒガシエンジニアリング(北九州市戸畑区)と共同開発を行っています。
チームは、常に、新たに製作した部品や改良部品、セッティングなどをテストし、計測した走行データ、試験機のデータをもとにマシンの改良?進化を続けています。
このプロジェクトは、平成22年度九州工業大学創立100周年記念事業21世紀教育基金グループ創造学習支援事業、九州工業大学学生創造プロジェクトのテーマに採択されました。また、組織的な大学院教育プログラム「プロジェクト?リーダ型博士技術者の育成」の開発プロジェクトの一つです。
本チームの全日本ロードレース選手権 鈴鹿MFJグランプリへの出場権獲得のニュースが 平成22年7月2日 読売新聞(YOMIURI ONLINE)に掲載されました。